医薬品業界の流通のしくみ
皆さんは、医薬品業界の流通の仕組みをご存知ですか?
製薬会社で製造された医薬品は一部を除いて、実は私たち医薬品卸を仲介して医療機関へ納品しています。
医療機関は患者様の症状に合わせて様々な製薬会社の多岐にわたる医薬品を使用しています。
そのため、製薬会社と医療機関が直接お取引を行った場合、発注や納品、代金のお支払い等、様々な手間が発生します。
そこで、医薬品卸がフルラインで医薬品を品揃えすることにより、これらの手間が解消し、流通の効率化が図れることになります。
また、医薬品業界では様々な情報も製薬会社、医薬品卸、医療機関、患者様の間で交換されています。
例えば服薬を例にしてみますと、医薬品は病気の治療に有効ですが、正しく服薬しなければ副作用を引き起こすこともあります。
そのため、服薬の回数、タイミング、他のお薬との併用等、正確な情報が、医師や薬剤師から患者様へ提供されているのです。
医薬品卸の社会的使命
- ①安定供給=物流機能の充実
- 医薬品を医療機関、患者様に安定して、医薬品を『必要な量を』・『必要な時に』・『必要な場所へ』供給し物流機能の充実を図ります。
- ②流通過程における品質管理
- 患者様へ品質を保ったまま、医薬品をお届けするため、徹底した品質管理を行います。
- ③正確かつ最新の情報提供
- 製薬会社、医療機関、患者様それぞれ正確な情報を収集し、情報提供を行います。